演旅@ 演旅A 合宿@ 合宿A 箱根祭

国内演奏旅行編@


「国内演奏旅行を終えて」

2006年度 国内演奏旅行マネージャー
内藤 誠 (4年 バリトン)



 
 今年は8月に福島県、9月に大分県で演奏旅行を行いました。

 福島の演奏旅行は8月17日の会津若松公演をはじめに、18日に福島公演、19 日に郡山公演、21日にいわき公演を行いました。また、20日には郡山郊外の総合 南東北病院にて慰問演奏を行いました。18日は、会場に入る前に応援歌「紺碧の 空」を作曲したことでも有名な古関裕而さんの記念館へ参りました。21日はあぶく ま洞でリフレッシュをして最後のいわき公演に臨みました。福島県は「合唱大国」と 呼ばれるように合唱が盛んな地域です。今回はこのような地域で演奏をすることがで きたことや、全国レベルで活躍をしている高校合唱団(会津高校、葵高校、橘高校、 安積黎明高校)との共演をすることができたことなど、とても意義のある演奏会となりました。

 大分の演奏旅行は、前日に台風13号の影響で午後の便が全て欠航になってしまったので開催当日(9月18日)の朝まで運行されるかどうか不安でした。翌朝、空港 に誰よりも早く行き、カウンターで運行することが確認できたときはほっといたしました。また、前日が台風だったにもかかわらず多くのお客様の前で歌うことができまして、とてもうれしかったです。翌日は由布院で各自観光をしたあと、東京に戻りました。

 今年の演奏旅行の曲目は、昨年の佐賀公演にいらっしゃいました奥島前総長のお言葉を参考にいたしまして、親しみのある曲目を多く演奏いたしました。ワセグリの愛唱曲ステージ、ドリフの曲を合唱にアレンジした「ワセグリだョ!全員集合!!」、男声合唱組曲「富士山」でした。今回はより多くのお客様に合唱の魅力が分かっていただけたと思います。

 今回行われました福島と大分の演奏会の開催に際しまして、私は1年以上前から担当者の方と綿密に連絡を取り合ってまいりました。また、私自身「一生にこんな経験ができるのは今しかない!」という想いでこの演奏旅行のマネージングをしてまいりました。そして、すべての行程を無事に終えることができました。これも稲門会をはじめとする皆様のご協力のおかげでございます。ご多忙中にもかかわらず私たちの演奏会開催にご協力していただきましたことに厚く御礼を申し上げます。また、後援、協賛をしていいただきました皆様にも御礼を申し上げます。

 私たちはこれからも常に歌唱力を磨き続け、日本各地での合唱の発展や地域の振興のために歌って行こうと思います。今後とも早稲田大学グリークラブをよろしくお願いいたします。



「早稲グリ 3年目の夏」

ベース3年  木村 将


 早稲田、そして早稲グリに入って、3年目の夏が終わろうとしている。この夏は、多分これまでになく充実したものだったと思う。

 まず、福島演奏旅行。8月17日の早朝、改装工事中の大隈講堂前に集合。そこからバスに数時間揺られて、まずは星・小川・志波(「会津三羽烏」)の地元である会津若松市へ。途中、磐梯のパーキングエリアにて牛タンまんじゅうと喜多方ラーメンまんじゅうを食す。すごく美味しかったことが今でも記憶に残っている。バスに乗っていた間はどしゃ降りになっていたところもあったが、会津に着く頃にはすっかり晴れていた。
 いよいよ、会津に到着。この日の演奏会場である風雅堂はまるで昔日の武家屋敷かお城を思わせる外観であった。ここでは、星の出身である会津高校音楽部(混声)、葵高校合唱部(女声)の皆さんと共演させて頂けた。また、本番前の僅かな時間ではあったが、今年から初めての試みとして、ジョイントする高校生合唱団と交流の時間が設けられた。お互いに校歌を合唱した後、早稲グリが十八番の斎太郎節で久々に首振りを披露、高校生が笑みを浮かべていた。高校生は本当に純粋なんだなあと思わずにいられなかった。
 この日のレセプションでは、星・小川・志波が会津高校にいた時の校長先生、また会津若松市長にお目にかかることができた。またOBの方で、「人生劇場」を歌っていた方がいらしたが、その方によると、「人生劇場」を歌えなければ早稲田を卒業できないらしい(笑)

 8月18日、会津若松市から福島市へ。この日は早稲田の第一応援歌「紺碧の空」をはじめ、多くのスポーツソングを作曲した古関裕爾の記念館を訪ねた。実はちょうどこの日が古関の命日ということもあって、帰り際に「紺碧の空」を合唱。ここにも早稲田、そして早稲グリと縁の深い人がいたのだと感動しつつ、この日の演奏会場へ。
 この日は橘高校合唱部の皆さんとジョイント。ここでも本番前に交流の時間が設けられた。そして会津高校や葵高校の皆さんと同様、斎太郎節の首振りで笑いが起こる。やっぱり純粋。
 この日のレセプションは市内の料亭で行われた。ピアニストの田中先生(磐城高校OB)と、同席された早稲田OBの方と地元の話題で盛り上がる。ここでは田中先生や早稲田OBの方から福島の美味しいお酒を教えて頂いた。

 8月19日、バスで郡山へ向かおうとしたところ、前日にジョイントした橘高校合唱部の男子生徒が単身、わざわざバスまで見送りに来てくれたのだ。聞くところでは、彼は10月上旬頃に男声合唱団を立ち上げるらしい。頑張れ!
 この日は演奏会が昼過ぎということもあり、結構ハードスケジュールであった。しかし、それで集中力が上がったのか、結構出来がよかったと思う。ここでは新OBの片平さん、古田土さん、松岡さん、そして佳法さん(前学指揮)が見に来てくださった。
 この日のレセプションは福島県民のグリーメンが大いに盛り上げてくれた。会津高校凱旋歌を歌った「会津三羽烏」、郡山育ちの丹治らが主役となってくれた。またOBの方との一緒のテーブルで、初めてOBの方の恋愛談を聞いたり、自分自身の恋愛の話が出来たのもこのときであった(笑)


 8月20日、この日は午後に南東北病院を慰問、その病院にあった小さなホールで演奏を行った。司会をしてくださった病院の職員の方は、会津高校を経て早稲田大学社会科学部を卒業された方、つまり「会津三羽烏」の大先輩に当たる方だった。聴きに来てくださった病院の患者の方からの、「ケガが早く治りそうです」という言葉がすごくうれしかった。
 この時間帯を除いては、この日は自由行動であった。JR郡山駅のお土産屋で会津の銘酒「会津ほまれ」と福島銘菓「薄皮まんじゅう」を購入。「会津ほまれ」は、以前新勧合宿で飲んだことがあるのだが、すごく美味しかった記憶がある。福島でのレセプションでOBの方に教えて頂いたお酒とはこの「会津ほまれ」のことであった。志波と一緒に食べた味噌ラーメンも忘れがたい。

 8月21日、郡山からいわきへ移動。途中であぶくま洞を探検。探検している間の気分はさながらインディ=ジョーンズであった。そこのお土産屋では、阿武隈の天然水と、洞窟の中で熟成されたというワインを購入。
 会場に到着。すると、リハーサル中に突然、いわきが生んだ世界のマエストロ・小林研一郎先生がお見えになった。小林先生は今年の定演で「水のいのち」を指揮して頂くことになっていて、このとき演奏したいわき市制40周年記念市歌も作曲されたのだが、先生の突然のご訪問に筆者含むグリーメン一同、驚きを隠せず。
 いよいよ本番。ところが、白ジャケの第一ボタンが本番直前に突然外れてしまう。やむを得ず、普段つけない第二ボタンをつけてステージに上ったが、「何かが起きなければいいが…」という不安はぬぐえなかった。非常に残念なことに、その不安は「君といつまでも」のソロをやったとき現実になってしまった。
 ソロが始まるまで、僕はソロを滞りなくやれるかどうか、不安と緊張で心臓がバクバクしていた。「君といつまでも」が始まると、その緊張は最高潮に達した。ソロが始まると、最初はなんとか切り抜けたが、途中で頭が真っ白になり、あり得ないことに、ソロのセリフを一旦止めてしまう。僕を急き立てるように大きくうねるバックコーラス、客席のところどころから飛ぶ「頑張れ」の声。その声に、「もう失うものは何もない」と開き直り(?)、僕はようやくソロをやり終えた。緊張の波もようやく収まった。
 ちなみに、僕がここで告白の相手に選んだのは、福島県出身で、今をときめく女優・伊東美咲であった。僕は大学1年のときに彼女を見て以来、すっかり彼女のとりこになってしまったのだ。今回、彼女の故郷である福島で演奏旅行があるとのことで、前から「君いつ」のソロをやってみたいと思っていたが、このようなことになってしまい、見に来てくださったお客様、並びに団員の皆さんには今でも申し訳が立たない。現に、この文をWordで作成している今も、キーボードを打つ手が緊張で震えている。
 そして、福島演奏旅行最後のレセプション。なんと、ここでも小林先生がお見えになった。「アカシアの径(みち)」や「早稲田の栄光」と、グリーメンが歌い慣れている曲に、小林先生はちょっとしたアレンジを加えられたのである。レセプションの後半は、さながら小林先生のミニレッスンと化した。そしてフィナーレ。演旅マネの内藤さん、輝君らを胴上げ。翌日にはいわき駅から特急で上野へ、帰宅の途に就いた。

 今回の演奏旅行を支えてくださった、福島県内の早稲田OBの皆様、そして演奏旅行マネの内藤さん・輝君に、今一度、厚く御礼申し上げて、今回の末筆とさせて頂こうと思います。本当にありがとうございました。


        
        


演旅ってすごい楽しいね

セカンド2年 白石 洋平

    

 僕は今年初めて演奏旅行なるものに参加したのですが、本当に楽しかったです。先輩からは体力的にかなりきついと言われていましたが、それほどきついと感じることもなく(合宿のほうが断然きつい)演奏旅行を満喫することができました。

 今年は、福島県と大分県に演奏旅行へ行かせてもらいましたがどちらもたくさんのお客さんが僕たちの歌を聴きに来てくださり、とても気持ちよく歌うことが出来ました。特に今年の六連で歌った「ワセグリだョ!全員集合!」では、お客さんの受けが良くて手拍子が自然と起こったのにはとても感動しました。

 演奏会以外の時間には、皆で観光したり宿泊場所の周りを散策したりしていました。

 福島での演奏旅行の3日目には早稲田大学第一応援歌「紺碧の空」を作曲した古関裕而の記念館を訪問し、「紺碧の空」を歌ってきました。その日(8月18日)が古関裕而の命日だったこともあり記念館の方たちも大変よろこんでくださいました。また、6日目には阿武隈洞を見学しました。思ったよりも長くて中が広く、長年かけて自然が作り出した鍾乳石を見て「自然ってすごいなぁ〜」と改めて思いました。

 大分での演奏旅行では2日目に由布院へ行き、露天風呂に入ってお酒を飲んだり、とり天を食べたりして過ごしました。

 いろいろと書いてきましたが、これはすべて稲門会の方々の協力がなければ実現できなかったことであり本当に感謝しています。演奏会の運営、宿泊場所の確保(どこも素晴らしい宿でした)などなど、とても大変だったと思います。これからもお世話になることが多々あるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。





(c)Ksuke2006