会長挨拶



 早稲田大学グリークラブがいよいよ100周年を迎えます。この記念すべき年を在学中に迎えられる現役のグリークラブのメンバーは幸せだと思います。これだけは望んだり努力して実現できることではないからです。私自身もこの記念すべき年にグリークラブの会長を務める巡り会わせになったことを一人のOBとしても大変嬉しく思っています。歌心に終りはありません。記念すべき年をゆかりのあるすべての方々と共に祝い、歌い寿ぎたいと思っています。100周年おめでとう。
早稲田大学グリークラブ会長 文学学術院教授 伊東一郎
幹部挨拶



〜WEBマガジン 百周年記念号に寄せて〜

  ’ありがとう、100周年’
  ’あなたがいたから、100周年’

 初めに、このような言葉を述べさせていただきます。2007年、早稲田大学グリークラブ創立100周年を迎えました。私が早稲田大学グリークラブの人の多さ、伝統、活動の大きさに憧れて入部したのも今では懐かしい話。時は過ぎて、もうグリークラブ卒団まで10ヶ月をきったところです。ほんとうにこう振り返ってみるとあっという間のことでした。いろいろなことがありました。新入生当時、右も左もわからない地方出身の私を、あたたかく(熱すぎるくらい)迎えてくれたワセグリ。

 ・・・。

 あらら、今回は「100周年記念号」ということなのに、なんだか卒団する際のメッセージみたいになってしまいました・・。すみません。まだまだ私のワセグリ活動も10ヶ月‘も’あります!まだまだ、やれるだけやります!やれます!

 と、いうことで軌道を修正いたしまして、さて、今度はワセグリ100年の歴史を振り返ってみるとどうでしょうか。きっと二千人を超すであろうワセグリのOBの方々一人ひとりに様々な色に彩られたドラマがあったでしょう。想像を絶する歴史です。私はそのワセグリの歴史の中でちょうど100代目として責任者(部長)を務めさせていただいております。私のワセグリにいる歴史というものは、ワセグリ全体の歴史に比べると‘あっ’という間の出来事でございます。しかし、この100代目としてワセグリの活動をさせていただいていることに限りない誇りを持っております。

 2年前の私が大学2年生のときのことです。ワセグリ現役・OBによる100周年事業の会議に初めて参加しました。会議には幅広い年代のOBの方が参加しておられて、一人ひとりにワセグリへの熱い思いをひしひしと感じました。学生時代、ワセグリに青春をおかけになったであろうその情熱が、時を経て冷静な判断とともに、まさにそこにありました。時代は目まぐるしく変化しているのに変わらないこの情熱。グリークラブの伝統の源が見えました。「このクラブは人生を豊かにさせる!」OBの方々をみて、そう感じました。

 ワセグリの人たちは基本的に、お客様を‘あっ!’と驚かせたい人たちばかり。合唱になじみのない人にも、合唱の魅力を伝えるにはどうしたらよいか。そう考えたとき、創立100周年記念企画の一つとしてポップス界のトップ・アーティストとの共演という案がでました。本学大学院(理工)出身で二十年を超える活動が、老若男女問わず支持されている小田和正氏に、記念楽曲制作をお願いする運びになったのも納得していただけるのではないのでしょうか。

 私どもが意気揚々とクラブ活動を続けていくことができるのは、この100年の歴史の中でワセグリに関わった全ての方々のおかげでございます。私どもはたくさんの方々に支えられてこうして100周年を迎えることが叶いました。

  ありがとう・・・
  あなたがいたから・・・
  そして、これから・・・

 感謝の気持ちをお伝えするとともに150周年・200周年と、ますますのワセグリの発展を願い、私の挨拶とさせていただきます。
早稲田大学グリークラブ 2007年度部長 志波 昭宏


おめでとうございます!

 はじめに…

  横須賀市
  福島市
  キリンビール
  ダイハツ
  阪急
  東北大学
  スカウト運動(ボーイスカウト)
  玉電(東急世田谷線)
  早稲田大学グリークラブ …

 100歳のお誕生日おめでとうございます!皆様の今後のご活躍ご発展を願うとともに、同期の方々とご一緒に200歳を迎えられることを心よりお祈りいたします。

 おわりに…

 早稲田大学グリークラブに入りたくて寝る間も惜しんでカキカキしてた冬からはや3年。もう最高学年になってしまった!今年はとにかく自分たちのやりたいことを実現させて、早稲グリ100年で一番(ジャンルは問わない)の年にしたいと思っています。

 皆様、今年の早稲グリは“えきさいてぃんぐ”でっせ!
早稲田大学グリークラブ 2007年度学生指揮者 星☆雅貴


100周年にあたって

 百周年はほっといても何とかなるだろう、問題は百一年目からだ。

 大学男声合唱界には百周年ジンクスというものがあるらしく、百周年を機に人数が激減するという。これまで、四連のほかの大学、慶應、同志社、関学とすべてその例に当てはまっている。他の例だとあの山一證券も百一年目でつぶれてしまった。アメリカでは、クリスマスの後にお年寄りの死亡者数が急増するという、クリスマスまでは生きてやるという気力が免疫力を高めるが、終わったとたんぽっくりと逝ってしまうのだ。これと同じようなことが起きているのだろうか?現に新勧期間が短くなったり、科目登録がほぼWEB登録になり、新勧期に大学に足を運ばない新入生が増えているのは事実である。

 なんだか暗い話題ばかりであるが、逆にチャンスでもある。百周年によって新たなファンを獲得し、次につなげていけば良いのだから。

 自分が思うワセグリは全国から集まってきたたくさんの男どもが個性をぶつけ合い、うまいというよりはむしろ「すごい」音楽を作る集団です。これはプロ野球というよりは甲子園に近い。荒削りだけれど、ドラマがある、感動がある。そんな味のあるクラブをこれからもずっと愛されるよう変えるところは変える、変えないところは守っていく。それが百一代目部長の自分に課せられた使命である。

 最後に百年もこのクラブを支えてくれた、四年間在籍した先輩たちはもちろんのこと、本当に多くの方々にご尽力されていることに心より感謝をし、この文章を終える。
早稲田大学グリークラブ 2008年度部長 丹治 亮介


私にとっての100周年

 100周年。冷静に考えるとこれはすごいことです。ちょっとやそっとのことでは、何かが100年間続いてゆくということはないと思います。その瞬間に私は、偶然にも現役生として立ち会うことになります。これはとても光栄なことに思います。私はグリークラブの存在は知らずに、早稲田大学に入学してきました。そこでたまたま先輩に勧誘され、入団することになりました。そして今までこのサークル活動を続けて、学生指揮者になったのは、このサークル活動にやりがいを感じているのはもちろんですが、お世話になった先輩の方々へのためということが大きいと思います。先輩達から教えてもらったものを、後輩達に伝えてゆきたいという気持ちが、このサークルが100年続いてきた原動力の一つではないかと感じることが、多々あるのです。私はこのサークルに入って改めて「人」の力を感じました。大学の講義では教えてくれない大切なものをたくさん学ぶことができました。これからは学んでことを後輩達に伝えてゆきたいと思います。そして、この早稲田大学グリークラブがいつまでも続いてゆくことを願っています。
早稲田大学グリークラブ 2008年度学生指揮者 井上 雄介