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さて今月25日(日)に迫ってまいりました今年は京都で開催される第55回東西四大学合唱演奏会があります。
まず四連について説明したいと思いますが、正式名称を東西四大学合唱連盟といい
関西学院グリークラブ(1899年創立)
慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団(1901年創立)
同志社グリークラブ(1904年創立)
早稲田大学グリークラブ(1907年創立)
の四団体からなる組織であります。
細かいことを書くと長くなってしまいますので四連の歴史や詳しいことを知りたい方は早稲田大学グリークラブOBの方が管理なさっている合唱音源デジタル化プロジェクト山古堂
http://yamakodou.blog54.fc2.com/
へ足を運んでみてください。
一昨年の11月から準備を始めて早1年半、色々なことがありましたが本番が次第に近づいてきて緊張する毎日であります。
単独ステージでは各大学の個性溢れる演奏を致します。戦いではありませんのでどこが一番といったものはありませんが、会場にいらしてくださったお客様をどれだけ感動させられるか、どれだけ満足させられるかがやはり腕の見せ所だと思います。お客様全員に満足していただける演奏をするよう頑張りますのでぜひ期待していてください!
合同ステージでは信長貴富先生の新曲を演奏いたします。どんな曲かは当日聞いてみてのお楽しみになりますが、男声合唱界に新しい風を巻き起こせるような演奏になると思っております!
過去に数回演奏していた時代とは違い、第55回の四連は1回限りです。この時代を生きる学生にしかできないものを、ぜひ目で見て耳で聞き肌で感じてみてください。お時間がありましたらぜひご来場下さい。
今回は四連特集ということで東西四大学合唱連盟の他三大学の方からもメッセージをいただきました。
こんにちは、慶應義塾ワグネル・ソサィエティー男声合唱団です。早慶交歓演奏会、そして東西四大学合唱演奏会と、早稲田大学グリークラブの皆様とともに歌えることを楽しみにしております。早稲田と慶應といいますと、野球の早慶戦をはじめ好敵手として有名(?)ですが、合唱の世界も例外ではなく、よきライバルとして切磋琢磨し、よい演奏をすべく努力しております。
慶應の持ち味、早稲田の持ち味、そしてその二つが絡み合った時のハーモニー、と3度も美味しい早慶交歓演奏会。ぜひ足をお運び、演奏を楽しんで頂きたいと思います。また、今年は関西で開催されますが、東西四連には同志社・関学の二校も増えてさらにボリュームアップ、美味しさも2倍、いやそれ以上です。こちらの方もよろしくお願いいたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
ホームページをご覧の皆様、初めまして。関西学院グリークラブの四連担当マネージャーの薮内浩雄と申します。いよいよ本番まであと1ヶ月ほどとなりました。当演奏会の目玉といえば、東西の4つの男声合唱団による合同ステージなのですが、今回の合同ステージにおきましては、信長貴富先生の編曲による委嘱作品を演奏いたします。
皆様ご存知のこととは思いますが、今年の春頃に我が団の技術顧問でいらっしゃった北村協一先生がお亡くなりになりました。去年の合同ステージにおける、先生の指揮による演奏の感動を未だに忘れられない方も多いかと思います。大きな精神的な拠り所を失った我々ですが、当演奏会を開催するにあたって、私たちは先生に身を以って教えていただいた『音楽に対する愛情』をお客様に伝えることを目標にがんばって参ります。
演奏会チケットの注文も随時受け付けております。演奏会当日、一人でも多くのお客様に出会えることを楽しみにしております。
四連にむけて
同志社グリークラブ第75代学生指揮者 元吉圭太
昨年東京にて行われた第54回東西四大学合唱演奏会からはや一年、時間の流れの速さを感じると共に演奏会に向けての期待感、プレッシャー、一年ぶりに再会できる喜び、色んな思いがどんどん膨らんでいきます。
同グリにとって四連は前半期最大の演奏会であり、普段独自での活動が多い我らにとって同じ男声合唱という共通点をもった仲間たちと一緒に歌え、また共に騒げる貴重な機会である。今年は木下牧子先生の「いつからか野に立つて」(余談ではあるが四連で木下先生の作品はおそらく初めて)を中村雅夫先生の指揮で演奏します。男性のロマンチシズムを感じさせるとてもいい曲です。
合同ステージですが今年は信長先生に委嘱ということですがこの曲は今までにない新しいスタイル、今までの合唱の殻を破った感じが強く出ている曲です、早稲田、慶応のメンバーと一緒に歌えるのを楽しみに関西の方でも伊東先生の下、練習に励んでいます。
私個人的に四連は非常に面白い演奏会だと思います、4団体がそれぞれの独特の色を持っていて個性が強い、それはここ数年前に始まったことではなく各大学昔から受け継がれてきたものであったり、各大学の校風が自然とそうさせているのかもしれない。現在大学男声合唱団は大半の団が人数の減少に悩まされどんどん存在が小さくなっていっている。こういう時だからこそお互い活動方針や音楽性の異なる我ら四連が55年間何か共通のベクトルを持って取り組み、他の演奏会には無い「なにか」(言葉では言い表せないもの)を大切に受け継いでいる我ら四連が頑張って日本の大学男声合唱を引っ張っていくべきではないのかと思う。またこの先何十年も四連にしかない「なにか」を受け継いでいってほしい。
最後になりましたが早稲グリのみなさんの熱いノリと熱い演奏を身近に体感できることを期待しています、特に隣から聞こえてくるエールとストーム(一年に一回しか聞けないので個人的に毎年楽しみです)合同ステージまた一緒に歌えるのがすごく楽しみです。
演奏会終わった後に満足しながら一緒にうまい酒をたらふく飲めるのを楽しみにあと残りわずか、追い込みに入ってると思いますがお互いいい演奏ができるように、すごくいい演奏会になるように頑張りましょう。では京都で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。 |
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